肌老化は、乾燥ではなくメイラード反応でコラーゲンが変性し、シワが刻まれます - 美肌・美顔をサポートするマイクロバブル

肌老化は、乾燥ではなくメイラード反応でコラーゲンが変性し、シワが刻まれます

肌老化は、コラーゲンの焼肉化現象（メイラード反応）。

肌のコラーゲンが減るという言い方をよくしますが、
減るというよりは、変性するという方が合っています。

コラーゲンの変性は、ホットケーキやパン、肉などを加熱料理したときに起こる
「メイラード反応」に似ているといわれます。

肉もコラーゲンなどのたんぱく質のかたまりです。
これを煮たり、焼いたりと熱を加えたときに起こる化学変化と、
肌が老化してコラーゲンが変化していくことが似ているということです。

柔らかい生の肉は、煮たり、焼いたりすると硬くなります。
肌も老化して硬くなり、シワが刻まれていきます。

乾燥ではなく、このような化学反応によって、肌のシワは刻まれていくのです。

化学反応によって刻まれたシワに、
いくら化粧水をつけても戻らないことは理解できると思います。

ちなみに、お風呂などに入って体を温めるとメイラード反応が起こるのではないか
と思う人がいるかもしれません。

お風呂くらいの温度でメイラード反応は起こらないそうです。ご安心ください。

メイラード反応
1912年にフランスのメイラードが発見した「メイラード反応」という化学反応です。

理論的に言うと難しくなるので、簡単に言いますと、
糖とたんぱく質（アミノ酸）が結びついて、キツネ色の物質ができるとされています。

普通は１週間以上かかるゆっくりした反応ですが、
熱が加わると早く進む性質を持っています。

こんがり焼けたホットケーキ！あのキツネ色がいいですよね。
ホットケーキを焼くとメイラード反応が促進され、こんがりキツネ色になるのです。

メイラード反応はキツネ色をした食べ物、
例えば肉、パン、味噌、しょう油、コーヒー、クッキー、せんべい、ポテトチップス、
ビール、ヤクルト、くんせい、カステラ、ジュースなど、
「たんぱく質と糖」という条件が揃えば起こる反応です。

ちなみにホットケーキを作る時に、
砂糖を抜いて焼くと白いホットケーキが焼けます。

メイラード反応の条件である糖がないためキツネ色になりません。

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