血液中の老化促進物質を特定　老化防止に期待 - 美肌・美顔をサポートするマイクロバブル

血液中の老化促進物質を特定　老化防止に期待

大阪大学の研究グループが、

加齢によって血液中で増加し、老化を促進する物質を
マウスの実験で特定したと、6月8日発表した。

千葉大や北海道大、英米の大学との共同研究の成果で、
論文は米科学誌セルに掲載された。

この発見で、老化の防止や、
老化に伴って発症する心不全や動脈硬化など、

多くの病気の予防や治療につながることが期待でき、
アンチエイジング＝抗老化医学にも期待が持てそうです。

この物質は「C1q」と呼ばれる血液中の多数の小タンパク質で、
実験の結果、高齢マウスや心不全のマウスの血液中で増加し、

細胞で起きる「Wntシグナル」と呼ばれる現象を
活性化していることが分かった。

「Wntシグナル」とは
胚発生とガンに関連するタンパク質のネットワークで、

このシグナルの過不足が、がんや骨粗しょう症、心不全など
多くの病気の発症に関与することは以前から知られていた。

C1qによるシグナルの活性化を抑制すれば、
老化の防止や、老化に伴う多くの病気を予防できる可能性がある。

適度なシグナルは体の維持に重要な働きをしており、
「C1qによるWntシグナルの活性化だけを抑える薬を開発するのが理想」
とのこと。

老化に伴う様々な病気の予防だけでなく、
アンチエイジング＝抗老化にも期待が持てる発見です。

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