冬山で遭難しても眠くなる体温と眠りのメカニズム - 美肌・美顔をサポートするマイクロバブル

冬山で遭難しても眠くなる体温と眠りのメカニズム

冬山で遭難して、死ぬかもしれないという時でも眠くなる体温と眠りのメカニズム。

この体温と眠りのメカニズムを上手に活用して、
疲れやストレスを解消するカギはお風呂にあります。

赤ちゃんが眠い時に、体温が上がっていることをご存知だと思いますが、
これは体温と眠りのメカニズムによるものです。
皆さんも、眠い時に体が熱くなっていることがあると思います。

私たちの体温には皮膚温と中枢温の２種類あります。

普通私たちが体温と言っているのは皮膚温のことで、
わきの下などで測った体温のことです。

中枢温は、脳や体の中心部の温度のことで、
眠っている時は脳を休ませるため、脳の温度が下がります。

眠っている時は脳の温度は低く、起きている時は高くなります。
中枢温は夜寝る数時間前から徐々に下がっていきます。

脳が寝る準備をするんですね。

脳の温度を冷ますために、脳の熱を身体に放出するので体温が上がります。
具体的には、血流を増やし、皮膚の毛細血管を広げることで、
体の表面から熱を放散 します。
したがって必然的に体の外側の温度である皮膚の温度が上がるというわけです。

これで、眠りにつくと、体温も少し下がります。
体温と眠りにはこのようなメカニズムがあります。

体温が上がって、下がる時に眠くなりますので、
夜寝る少し前にお風呂に入って身体を温めて、
冷め始めの頃に布団に入ると寝つきがよくなります。

冒頭にあった冬山で遭難して、凍死しそうなときにも眠くなるのは、
この体温と眠りのメカニズムによるものです。

遭難時は、体は冷え切っていますし、寒さで眠気なんて吹き飛びそうなのに、
眠くなるのは、冷たい外気によって、中枢温まで下げられたため、
眠りに入る前と同じような状態になり、眠くなるんです。

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